韓経:韓国、米国とFTA署名の際に「為替介入しない」と約束?…ホワイトハウスの報告書で議論
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.10 11:17
韓国が先月末の米国との自由貿易協定(FTA)署名の時に不公正な為替介入をしないことを約束したのかどうかをめぐり議論が起きている。
米ホワイトハウスが先月24日の韓米FTA署名の際に配布した要約報告書(ファクトシート)には、韓国が不公正な為替介入をしないという所に両国政府が「了解(understanding)」したという内容が含まれていることが9日に確認された。ホワイトハウスは報告書で「韓米FTAの枠組みの外で米財務省と韓国政府が競争的通貨切り下げと不公正に競争優位を付与する慣行を避けるよう了解した。了解には為替慣行、確固とした透明性、外国為替市場への介入通知に対する約束が盛り込まれた」と説明した。
企画財政部はこの日報道参考資料を通じ、「韓米FTA協定文に為替関連条項は含まれていない。ただ韓米両国間の為替関連協議は為替報告書と金融協力次元からこれまで継続してきた」と釈明した。企画財政部は「ホワイトハウスのファクトシートの競争的通貨切り下げ禁止などはこれまで主要20カ国(G20)、国際通貨基金(IMF)などで国際的に合意した原則だ」と付け加えた。