ソニーが外国人経営実験終える…改革の刀抜くか(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.02.02 11:59
その時平井氏はストリンガー氏の代わりに前面に出て被害者に謝罪し事態収拾を進めた。当時ウォールストリートジャーナルは「(平井氏が前面に出たことは)ソニーの将来の主人公が誰なのかを示唆する」と報道した。
ロイターとブルームバーグは「平井氏選任はソニーが外国人経営者の実験を終わらせまた日本人を選択したもの」と報道した。
平井氏は改革の刀を取り出すものとみられる。平井氏はまず数年にわたり赤字を出しているLCDとLEDテレビ事業を構造調整する可能性が大きい。また遅々として進まないプレイステーション事業も変えると予想される。平井氏は早くからソニーの次世代リーダーに選ばれた。ストリンガー氏が積極的に支持した人物でもあった。ストリンガーは「多様なソニー事業を成功に導いた主人公」と評価した。そのはずみで今年に入り平井氏がCEOになるという噂が広まっていた。