9年ぶりに黒字の双龍車、SUV電気車も作る(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.17 17:22
今回のエコカー開発は、これまで「守り」に重点を置いてきた双龍車が「攻め」に舵を切ったということを意味する。双龍車はそれまで競合社がエコカーを相次いで発表した際も「エコカー開発に取り掛かる余力がない」と否定してきた。さらに、業界に一般化したハイブリッド自動車のモデルさえなく、ガソリン・ディーゼルSUVだけにこだわってきた。「更生」が第一の目標だったためだ。
かつて双龍車の雰囲気をいっぺんに変えたのは最近の実績だ。双龍車は15日、年間実績報告会で昨年売り上げ3兆6285億ウォン(約3588億円)、営業利益280億ウォンの実績を上げたと発表した。9年ぶりに黒字に切り替えた。昨年第4四半期には1988年に会社を設立して以来初めて四半期売り上げ1兆ウォンを達成した。小型SUV市場を切り開いた「チボリ」の販売が前年より35%伸びて実績上昇をリードした。