「半導体市場は10年ぶり最悪、最大の打撃はサムスン電子」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.29 16:10
最近の半導体業況が数字で表れた。今年1-3月期のサムスン電子の売上高は前年同期比35%減、SKハイニックスは26%減となったことが分かった。メモリー半導体価格が前年に比べて下落し、メモリーに注力する両社が大きな影響を受けた。
市場調査会社IHSマーケットによると、世界半導体業界の1-3月期の売上高は1012億ドル(約120兆3300億ウォン、約11兆円)だった。前年同期比で12.9%減少した。IHSマーケットは「四半期別の売上高で見ると、2009年4-6月期以来の大幅減少となった」とし「1-3月期の半導体市場で勝者はいなかった」と説明した。
世界10大半導体企業で2番目のサムスン電子の場合、1-3月期の売上高が122億ドル(約14兆5300億ウォン)で、前年同期比34.6%減少した。売上高基準で半導体上位10企業のうち最大の減少となった。