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【コラム】水産物輸出、張保皐の「貿易戦略」に習う=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.20 08:53
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5月31日は海の日だ。当代最高の先進国・唐を抜いて東アジアの国際貿易覇権を掌握した張保皐(チャン・ボゴ)が貿易拠点の清海鎮(チョンヘジン)を建てた日を記念する意味が含まれている。

それから1200年余りの時が流れ、張保皐が唐の貿易拠点とした中国山東半島に韓国水産物輸出拡大のための前哨基地が開かれた。水産協同組合は先月27日、中国威海市に威海水産協同組合国際貿易有限公司を設立して韓国水産物販路の拡大と韓国水産業者などの現地市場開拓を支援するための足がかりを作った。

 
中国は水産物生産と輸出で世界1位を占める水産大国だ。2014年を基準として中国は年間6462万トンを生産して1166万トンを輸出した。同じ年、韓国は生産量333万トン、輸出量70万トンを記録した。数値だけを見ると中国市場の開拓はゴリアテに対抗するダビデの戦いのようでもある。

しかし、機会があるのも明らかだ。中国は年間5846万トン、最低60兆ウォン(約5兆5500億円)以上の規模の水産物を消費する。このうち、輸入産が年間550万トン、10兆ウォン分に達する。だが、輸入産の中で韓国が占める比重は2%余りに過ぎない。

これに対し、水産協同組合は今の微々たる占有率を克服して中国向け輸出を画期的に拡大するために総力を挙げている。特に、統一新羅時代に活躍した張保皐から答えを見出そうとしている。当時、張保皐は海外に現地の貿易拠点を設けて情報を把握・分析して交易相手国の需要に見合う物品を探して供給し、交易を掌握した。さらに、当時最高の人気品目であり名品と考えられていた唐の特産品「越州窯」を新羅で生産して逆輸出するやり方で大きな成功を収めた。現地人の望む通りに作って売り、高付加価値を創出したのだ。

我々水産業界もこれを見習おうと努力している。内需用水産食品を用いて外国人に販売する既存の方式はこれ以上通用しなくなったためだ。そこで水産協同組合と水産業界は中国に現地化した商品開発に努力を重ねている。例えば、ナマコを活用したコーヒーやキムチはすでに市販中で、マスクパックなどの美容商品まで準備している。全世界生産量の90%を消費し、市場規模は約18兆ウォンに達するほどの中国人の「ナマコ」への格別な嗜好に着眼したのだ。このうち、ナマコ発酵抽出液をコーヒー豆にコーティングしたナマココーヒーは100グラムあたり88万ウォンで売れている。既存の人気品目である海苔も中国人が好む味と香りを添加した加工品を生産し、販売をさらに増やすための研究も活発に進められている。

このように水産協同組合は政府が尽力した韓中自由貿易協定(FTA)という巨大な市場に向かう道に沿って、何をどのようにして輸出して販売するかについて悩んでいる。そして、その背景には資源の枯渇や高齢化、漁村人口の減少など総体的な困難に陥った水産業が回復するための最後の機会という切迫感がある。張保皐精神を復活させ、豊かに暮らす漁民、収入に結びつく水産を育てるための努力が結実するように関心と声援を期待してみる。

キム・イムグォン水産協同組合中央会長

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