【中央時評】4・13総選挙、混乱させる疑問4つ=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.30 16:25
国会議員選挙は社会の道徳と公正性を浄化する重要な試験舞台だ。誰が正しく、何が公正かという大審判が行われる。このような儀式を通じて歴史は進歩する。ところが今年は歴史が反対に進んでいる。大混乱だ。
劉承ミン(ユ・スンミン)議員は組織の秩序を破壊する言動で院内代表から退いた人だ。そのような過ちを犯せば、政党は劉議員を落選させる決定ができる。劉議員が無所属で出馬すれば、権力は有権者の審判を受ければよい。ところが何を恐れて時間を長引かせながら決定を避けたのか。逆風が怖ければ最初からなぜそのような考えをしたのか。その程度のことも正面突破できなければ、金正恩(キム・ジョンウン)をどのように相手にするのか。卑怯な権力だ。