「中国防空圏の撤回」共同戦線…密着する日米
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.02 08:25
米国と日本が今週初めに、共同文書を通じて中国に防空識別圏の撤回を要求すると読売新聞が先月30日に報道した。
3日、東京で開かれる日本の安倍晋三首相と米国のジョー・バイデン副大統領の会談後に発表される合意文に、こうした内容が盛り込まれる予定だ。読売によれば、両国が調整中の文案は「予期せぬ事態を呼び起こしかねない東シナ海の現状を一方的に変更する、非常に危険な試み」として中国を批判する内容だ。
だが「防空識別圏の設定は、習近平国家主席が直接決めた」(香港週刊誌「亜洲週刊」最新号)という分析が強く、日米両国の圧迫がどれくらい効果を上げるかは未知数だ。新華社通信によれば習主席は先月28日、東シナ海から最も近い陸軍軍区の済南軍区も視察した。彼は、新兵実弾射撃訓練などを直接参観して戦争で必ず勝利するよう強い実戦訓練をしなければなければならないと強調した。