李前大統領と30分間会談した潘基文氏、保守結集の始まりか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.20 14:57
潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長が19日、李明博(イ・ミョンバク)前大統領に会った。潘氏が午後4時、ソウル三成洞(サムソンドン)のビルにある李前大統領の個人の事務室を訪れた。潘氏が入ってくると、李前大統領は「ようこそ、ご苦労様」と一度拍手までして両腕を広げて迎えた。そして「(総長在任中は)何カ国に行ったのか」と尋ねると、潘氏は「154カ国に行った。延べでいえば521カ国ほどになる」と答えた。
2人は30分間ほど会談した。李前大統領は「潘総長は10年間、世界の平和と貧しい人々のために奉仕をしてきた。その経験を生かして大韓民国のために仕事をしてほしい」と話したと、会談後に金孝在(キム・ヒョジェ)元青瓦台(チョンワデ、大統領府)政務首席秘書官が伝えた。これに対し潘氏は「李明博政権が推進したグリーン成長は世界的なアジェンダであり、その精神を受け継ぎたい」と答えたという。李前大統領が会談後に潘氏の背中をたたきながら「ファイト!」と言って激励すると、潘氏は感謝の言葉を返した。