【知性と散策】「韓半島有事で中国が北側に立たないか心配? 南北和解で双方支援するよう導くべき」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.21 17:13
我々が歩む経済成長の経路を後から追ってきた中国がいつの間にか遠い先を進んでいる。巨大な規模で進行している中国の変化は文明レベルで語られる。西洋が露出した経済成長の短所を克服し、東洋の潜在的長所まで発揮する方向で新しい発展を遂げることができるのだろうか。最近、哲学者の檮机(トオル)金容沃(キム・ヨンオク)氏(68)の関心はここに向いている。
金氏の中国に対する関心は昨日今日のことではない。1960年代の大学生時代に中国哲学を専攻して以来、台湾大-東京大-米ハーバード大を経て中国古典を練磨してきた。しばらく多方面に広がっていた金氏の関心がまた中国に集まっている。2014-15年に中国で1年間ほど滞在し、各種講演をしながら観察してきた金氏が中国の話をしている。著書『檮机の中国日記』(全5巻)を出し、JTBCで『チャイナは檮机』番組を担当したのに続き、最近は『檮机、習近平を語る』という本を出した。