ロシアの突然の「安保理カード」に後頭部を殴られた韓国

ロシアの突然の「安保理カード」に後頭部を殴られた韓国

2010年12月20日08時34分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  国連駐在韓国代表部は18日、非常事態となった。この日午前のロシアの突然の国連安全保障理事会招集要求のためだ。案件も「韓半島の緊張高調事態の緩和」だった。ロシアの要求は17日に発表した声明と同じ脈絡だった。韓国には延坪島(ヨンピョンド)射撃訓練を、北朝鮮には軍事力使用を自制すべきとのメッセージを安保理名義で伝えようということだった。韓国はもちろん、延坪島射撃訓練を支持した日本・米国としては虚を突かれた格好だった。前日ロシアが異例の強い声明を発表してもこれを安保理に持ち込むとは予想できなかったとみられる。今月の議長国の米国が、「一部加盟国が本国との協議をしなければならない」として会議を1日延期したのもこのためとみられる。

  安保理は先月23日の北朝鮮の延坪島砲撃以後、加盟国間の水面下での接触を継続してきた。しかし韓国を支持する米国・英国・フランスと、北朝鮮を擁護する中国の立場が真っ向から対立した。これによって延坪島をめぐる議論は漂流した。当事者の韓国も消極的だった。ややもすると西海5島近隣海域が紛争地域化する恐れがあるとの理由だ。さらに韓国としてはロシアの態度の変化を内心期待していた。先週までロシアは北朝鮮の延坪島挑発を公開的に非難してきたためだ。しかしロシアのこの日の安保理招集要求で韓国は後頭部を殴られた形となった。理由がどうあれ韓半島緊張を高める恐れがある韓国の射撃訓練に国際社会の圧迫が表面化する可能性が大きくなった。しかし国内世論を考慮すれば訓練を取りやめるのも難しい状況だ。

  ロシアが韓国と距離を置き中国と歩調を合わせ始めたのも韓国としては外交的打撃だ。 ロシアは北朝鮮を非難し中国と異なる歩みを見せたが、今回は両国の外相が直接電話で会談しながら立場を調整した。このような流れは安保理にも続くものとみられる。

  国連外交界では一歩間違えば韓国と米国・英国・フランス・日本など西側陣営と、北朝鮮・中国・ロシアが対立する姿を憂慮する声も出ている。これも韓国としては望ましくない構図だ。

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