<ロッテ経営権紛争>「辛格浩総括会長を名誉会長に」…次男主導で株式総会へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.01 09:22
韓国・日本ロッテグループの持ち株会社である日本ロッテホールディングスが辛格浩(シン・ギョクホ、重光武雄)総括会長(94)を名誉会長に推戴するための株主総会を強行することにしたことが31日、確認された。先月27日に兄・辛東主(シン・ドンジュ、重光宏之)前日本ロッテホールディングス副会長(61)が主導した「クーデター」を鎮圧した弟・辛東彬(シン・ドンビン、重光昭夫)ロッテグループ会長(60)が、一部の親族まで加勢した最近の経営権紛争に関係なく、韓国・日本ロッテ統合経営方針をそのまま強行するという意味と解釈され、注目される。
一方、この日入国した辛総括会長の3番目の弟の辛宣浩(シン・ソンホ、重光宣浩)日本サンサス社長(82)は「辛総括会長が(次男に) 『会社を奪われた』と話した」とし「辛東主前副会長が韓国・日本ロッテを経営するという決定を一度も変えたことはないと聞いている」と主張した。辛宣浩社長は「辛東主クーデター」の実質的なブレーンと見なされている人物だ。