「顔を赤らめて、あるいは隠密に…」春画で垣間見る日本と中国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.25 16:21
春情の季節だ。日本の彩色木版画である浮世絵の大家・葛飾北斎(1760-1849)は男女間の性愛を素材にした絵、春画においても有名だった。
例えば彩色版画12枚を集めた画集『つひの雛形』は当時、街じゅうが大騒ぎになるほどヒットした商品だった。愛を分かち合う男女の赤裸々な姿はもちろん、衣服や家具、季節をあらわす各種小道具まで細部にわたって描写した秀作として数えられている。
ソウル平倉洞(ピョンチャンドン)の花井(ファジョン)博物館は、日本と中国の春画代表作60点余りを紹介する『LUST(情欲)2』展を9月29日まで開催している。2010年にも同博物館で開かれた『LUST』展の続編だ。