西洋史観に埋没した日本、朝鮮侵略は誤った判断だった(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.01.18 11:23
成均館(ソンギュングァン)大学東アジア学術院で韓国史を教える日本人の宮嶋博史(65)教授。韓国の民主化運動が盛んだった1987年、ソウル大学図書館4階で催涙弾のにおいをがまんしながら朝鮮時代の『量案(土地台帳)』を読んでいた彼はこのように繰り返した。
「私はなぜこのような研究をしているのか」
彼は京都大学のような大学、大学院に通っていた60年代末~70年代初め、韓国史を専攻に選んだ。日本学界で韓国史に関心を持つ者はほとんどいなかった時代であった。主任教授から「韓国史を勉強するのは良いが、大学就職は断念するように」とまで言われたという。