世界的な建築家が設計した東大門デザインプラザ…「建築物自体が地形」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.13 17:32
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ソウル東大門デザインプラザ。(写真上)、ソウル東大門デザインプラザを設計したイラク出身の英国建築家ザハ・ハディッド氏(63)。21日オープンのDDPは、ザハ・ハディッド氏がデザインした家具、履き物、宝石など約40点を26日まで展示する。
「建築と自然の境界を崩したかった。ソウル東大門(トンデムン)デザインプラザ(以下、DDP)は建築物と地形を一つにする作業だった。非常に難しかったが、成功したと自負している。建築物自体が地形になったという点でDDPは独創的だ」。
21日のオープンを控えてDDPを訪れた建築家のザハ・ハディッド氏(63)は、自分が設計したDDPについてこのように評価した。11日に開かれたDDP記者懇談会でだ。ハディッド氏は黒いレギンスにAラインジャケット、先がとがった靴を履いていた。曲線がうねる建築物とは違い、鋭角のあるファッションが目を引いた。
イラク生まれの英国建築家ハディッド氏は2004年、女性建築家では初めて「建築家のノーベル賞」と呼ばれるプリツカー賞を受賞した。DDPはハディッド氏が韓国に設計した最初のプロジェクトであり、世界最大の3次元非定型建築物に挙げられる。「建築界の女帝」ハディッド氏に対する関心を反映するかのように、懇談会場には約100人の取材陣が集まった。以下は一問一答。