1キロで1000万ウォンの「タツノオトシゴ」、済州で初めて養殖…中国の食卓狙う(1)

1キロで1000万ウォンの「タツノオトシゴ」、済州で初めて養殖…中国の食卓狙う(1)

2017年07月05日14時03分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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韓国で初めてのタツノオトシゴ養殖場を作ったノ・サム「ヘチョンマ」代表がタツノオトシゴの稚魚をすくい出している。
  中国で1キロあたり(乾燥基準)最高1000万ウォン(約98万円)で取り引きされる「タツノオトシゴ(シーホース)」が済州(チェジュ)で大量に養殖される。タツノオトシゴは頭は馬、尻尾は猿に似た海洋生物の貴重種だ。

  済州道(チェジュド)は4日、「済州市旧左邑終達里(クジャウプ・チョンダルリ)にタツノオトシゴ養殖場を国内で初めて完工した」と明らかにした。養殖場の新築には国費や道費など4億8500万ウォンが投じられた。この養殖場の年間生産能力はタツノオトシゴの稚魚180万匹と干物製品1.8トンだ。

  タツノオトシゴはトゲウオ目ヨウジウオ科タツノオトシゴ属に分類される魚の総称で、2004年から違法捕獲が禁じられている。「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(CITES、ワシントン条約)」により、国際絶滅危機種に指定されたためだ。

  最上品は中国で1キロ(乾燥基準)1000万ウォンで取り引きされる。乾燥させた10グラムの最上品一匹が10万ウォンなので、1グラムあたり1万ウォンで売れるということだ。通常の商品も1キロあたり150万~300万ウォンの値がつく。最高級刺し身の材料であるアラが1キロで20万ウォン台であることと比べると、最大で50倍も高い。

  中国で600年余り前から漢方として利用されてきたタツノオトシゴは本土では珍しく、主に海外から乾燥された状態で持ち込まれたという。スープや鍋料理に入れたり、すりつぶして茶として飲んだりした。

  反面、中国を除く多くの国々では観賞用として飼育されてきた。

  中国で消費されるタツノオトシゴはほとんどの自然産だった。消費量は年1億5000~2億5000万匹に達する。

  だが、違法捕獲が禁止されてからは供給が毎年1億匹余りが足りない状態だ。タツノオトシゴが大量に捕獲できる東南アジア近隣海域には、資源枯渇を防ぐために漁業禁止令が下された。移動速度が遅いため、一度見つかれば乱獲される可能性が高いためだ。

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