韓国人の遺伝情報「標準地図」完成 特有疾病研究に弾み
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.25 10:29
韓国人を代表する標準遺伝情報(ゲノム)の地図が発表された。UNIST〔蔚山(ウルサン)科学技術大学校〕ゲノム研究所は、韓国各地に住んでいる韓国人41人のゲノム地図を統合した国民標準ゲノム地図「コレプ(KOREF:KORean REFerence)」を完成したと24日、発表した。その間、韓国国内では個人一人に対する遺伝情報の分析しか存在しなかった。様々な人の遺伝情報を分析したゲノム地図は今回が初めてだ。これを受け、今後、コレプを活用した韓国人に特有の疾病研究が加速化する見通しだ。
UNISTゲノム研究所のパク・ジョンファ所長は「35歳以上の韓国人男性のうち健康で、外見上、韓国人の特性を平均的に備えた人々をゲノムの分析対象とした」とし「今後、1万人の分析を目標にプロジェクトを進め、標準遺伝情報としての適合性を高めていきたい」と話した。