金正恩委員長「SLBM3発搭載できる潜水艦の建造を」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.27 10:05
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長が北朝鮮政権樹立70周年の2018年9月9日までに潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)発射管を2、3基備えた新型潜水艦を建造するよう党幹部に指示したと、東京新聞が26日報じた。
北朝鮮が現在保有中の2000トン級潜水艦はSLBMを1発しか搭載できない。発射可能な水深は10メートル程度にすぎず、長距離作戦に適していない。潜水艦の推進音が最新型に比べて大きいのも問題点に挙げられる。
同紙は金委員長が6月22日に中距離弾道ミサイル「ムスダン」発射直後、科学者など功労者との宴会で新型潜水艦の建造を指示したと伝えた。「金正恩委員長が李万建(イ・マンゴン)党副委員長(軍需工業部長)に『成功すれば銅像を建てる』と話したと聞いた」という北朝鮮消息筋の発言も紹介した。また北朝鮮は旧ソ連が解体を依頼して1993年に売却した排水量3000トン規模のゴルフ級潜水艦を分析して得た技術を基に、複数の発射管を搭載する新型潜水艦を開発中とみられると付け加えた。