２０１３年、ティボー・クルトワの好セーブに敬意を表すという意味で「ティボーイン（Ｔｈｉｂａｕｔｉｎｇ）」という新造語が生まれた。米プロフットボールのＱＢティム・ティーボウが片足をついて祈る姿勢をファンが真似る「ティーボウイン（Ｔｅｂｏｗｉｎｇ）」にちなんだものだ。ベルギーでは今年のスポーツ新造語投票候補に選ばれたりもした。

クルトワは今季３４試合で２０失点しかしていない。Ａマドリードは２８勝３敗４分け（勝ち点８８）で、２位のバルセロナ（勝ち点８４）に３点差をつけ、優勝に向かって進んでいる。

ハン・ジュンヒＫＢＳ（韓国放送公社）解説委員は「クルトワは現在、絶対的に世界ナンバー１のＧＫ。ドイツのマヌエル・ノイアー（２８、バイエルン・ミュンヘン）より一枚上」とし「２２歳だが、非常に冷静で安定している。身長が１９９センチだが、イケル・カシージャス（１８２センチ、レアル・マドリード）のように動物的な瞬発力まで備えている」と話した。また「韓国はＷ杯で確実なチャンスに完ぺきなシュートを放ってこそ、クルトワの鉄壁を破ることができるだろう」と語った。

クルトワはグラウンドの外で問題を起こしたこともある。２０１３年４月、代表チームの同僚ケヴィン・デ・ブルイネ（２３、ヴォルフスブルク）の恋人にスペインでこっそり会ったことが雑誌に掲載された。デ・ブルイネは公論化はしなかったが、ＳＮＳで感情を表したりもした。両選手が一緒にプレーするのを避けるほど事態が膨らむと、ヴィルモッツ監督が仲裁に入って解決した。

一方、ヴィルモッツ監督は１日、ベルギーメディアのインタビューで、ブラジルＷ杯の最終メンバーに含める５選手をサプライズ公開した。クルトワのほか、デ・ブルイネ、エデン・アザール（２３、チェルシー）、ヴィンセント・コンパニ（２８、マンチェスターシティ）、アクセル・ヴィツェル（２５、ゼニト）。


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