盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は1日「韓日両国関係の発展には、日本政府と国民の誠実な努力が必要だ」とし「過去の真実を究明し、心から謝罪し反省して、賠償した後に和解すべきだ」と話した。 盧大統領は第86回3・1記念日の記念の辞で上のように言及し「それが世界的に行われている過去の歴史問題を清算する普遍的な方式だ」と付言した。 また「拉致問題に関し、日本国民の怒りを十分に理解すると述べたことがあるが、日本も同様に易地思之(相手の立場で考える)せよ」と指摘し、「強制徴用から日本軍慰安婦問題に至るまで、日帝36年間、数千、数万倍の苦痛を受けたわが国民の憤りを理解せよ」と強調した。
1965年に妥結した対日請求権交渉について、盧大統領は「国交正常化そのものは仕方なかったと思うが、被害者としては、国家が国民個人への請求権を一方的に処分したことに納得し難い」と述べた。 また「少し遅れたが、政府はこれからこの問題を解決すべく積極的に努力する」とし「国民の意見を取りまとめ、国会と協議して、正しい解決策を模索する」と話した。