「チェルノブイリ」と「福島」原発事故への日本の対応の違い(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.04.07 10:39
1986年5月4日から3日間にわたり東京で開催されたG8(主要7カ国+ソ連)首脳会議では「原発事故声明」が採択された。声明は「原発を稼働するすべての国は安全性を確保しなければならない国際的責任を負う。チェルノブイリの場合、その責任を果たさないソ連政府は、主要7カ国をはじめとする他国が要請するすべての情報を直ちに提供しなければならない」と求めた。
それから25年が過ぎ、東日本大地震と福島第1原発事故が発生した。日本政府は原発で水素爆発が何度か起きた後にも「放射能漏出は確認されていない」とし、自国民にさえ正確な情報を公開しなかった。菅直人首相はサルコジ仏大統領が日本を訪問すると、両国間の原発協力を約束した。