<ニュースインニュース>才知は韓国、稼ぐのは日本

<ニュースインニュース>才知は韓国、稼ぐのは日本

2007年09月05日18時08分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  韓国造船業は壇君(タングン)以来最高の好況です。 韓国は昨年、全世界の造船受注量の39.2%を占め、世界1位を記録しました。 今年も上半期だけで322億ドルを受注しました。 前年同期比51%増です。 今後4年間の仕事をすでに確保したということです。 船舶の輸出も昨年の24.8%増に続き、今年も7月末基準ですでに28.5%増となっています。

  しかし何でも良すぎると副作用があるものです。 船を建造するには厚い鋼板(厚板)が必要です。 国内造船業のあまりの好況に、世界4位の鉄鋼会社ポスコの厚板供給が追いつかないということです。 現代(ヒョンデ)製鉄と東国(トングク)製鋼など国内企業が設備増設を急いでいますが、造船用の厚板は今後も供給が需要に追いつかない見通しです。

  このため昨年以降、日本からの輸入が大幅に増えています。 船を納期中に建造するには、日本企業が値上げしてもやむを得ず日本の厚板を大量に輸入しかありません。 自動車用の鋼板も同じです。 今年に入って対日貿易赤字がずっと増えている主な理由はここにあります。

  鉄鋼製品だけではありません。 石油化学や半導体も同じ状況です。 韓国の輸出が増えれば、日本産の素材・部品輸入も増えます。 石油化学はもっと問題が深刻です。 日本は韓国からナフタという石油化学原料を輸入して各種素材をつくり、韓国に逆輸出してきました。 ところが中国が数年前から石油化学工場を大幅に増設し、この共生関係が揺れています。 日本が中国産ナフタの輸入を増やしたことで、韓国の対日本石油化学輸出が減っています。 一方、日本産石油化学製品の輸入はずっと増えています。

  半導体生産世界1位の韓国が日本で半導体を輸入するというのもおかしいな話でしょう? しかしメモリー半導体は韓国が世界1位ですが、非メモリー半導体は日本が絶対優位を占めています。 このため韓国の情報技術(IT)製品輸出が増えれば、日本産非メモリー半導体の輸入も増えます。

  先月20日まで韓国の対日輸出は前年同期比10.8%減少しました。 半面、同じ期間の対日輸入は8.6%増えました。 20日間の貿易収支赤字は17億ドルを記録しました。 対日貿易赤字は今年に入って172億ドルです。 この勢いなら今年も対日赤字が過去最高を記録するのはもちろん、300億ドルも超える見込みです。 ‘才知は韓国企業、稼ぐのは日本企業’という形がいつまで続くか心配です。
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