韓経:ハングル小説木版、日本宝石箱の材料に…明珠寺古版画博物館が実物公開
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.28 10:20
19世紀に全羅北道全州(チョンジュ)で商業的出版のために制作された「坊刻本」ハングル小説木版5枚が日本に渡り、宝石箱の制作に使われていたことが分かった。
明珠寺古版画博物館のハン・ソンハク館長は27日、ソウル仁寺洞(インサドン)で記者懇談会を開き、上面と横面を沈清伝・三国志・蘇大成伝・楚漢伝などハングル小説木版5枚で飾った日本式宝石箱を公開した。宝石箱は横14.5センチ、縦8.5センチ、高さ7.0センチ。上面は蘇大成伝、横面は楚漢伝2枚、三国志1枚、沈清伝1枚で制作されている。このために木版は切断された。