韓国野党議員「イケメン警察官を女子校に配置したことが問題」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.06 08:42
「共に民主党」の表蒼園(ピョ・チャンウォン)議員が5日、最近、学校専門担当警察官(スクールポリス)が女子高生と性関係を持った事件に関連して「女子校にはイケメン警察官を、男子校には美女警察官を配置しながら予想された事態」と述べて問題となっている。
表氏は、国会非経済分野の対政府質問で「朴槿恵(パク・クネ)大統領の4大悪清算公約を忠実に履行しようとしていた警察が、校内暴力に対する広報を高めるために校内暴力専門担当警察官を増設したものの、専門担当警察官の選抜基準を認知度や好感度で評価した」と主張した。あわせて「警察官につけられた点数のうちで最も高かったのが広報の点数だった」と述べた。
これに対して黄教安(ファン・ギョアン)首相は「表氏の評価は行き過ぎたもの」として反論した。黄氏は「残念な事件が発生したこと自体はあってはいけないことなので補完していくという返事はできる。だが、学校専門担当警察官制が誤った目的から出発して誤って運用され、だから悪い結果が出たという指摘には同意しかねる」と答えた。