韓国人デザイナーの「ハーフチェア」…デザイン巨匠を魅了
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.06.17 16:22
1/2
チョン・ウジンさんが制作した「ハーフチェア」。座板を半分の大きさにし、座る人の腰が真っ直ぐに伸びるように作られている。座板の下には小さな引き出しも設置されている。無駄がない単純美学に実用性を加えている。[IFDA提供]
腰を下ろす座板の大きさは普通の椅子の半分しかない。しかしデザイン専門家に与えた感動の大きさは2倍だった。世界的なデザイナーの深澤直人氏、川上元美氏ら審査委員6人は「椅子のデザインが追求するべき方向を見せている」と高く評価した。
デザイナーのチョン・ウジンさん(35、フィンランド・アルト大学家具デザイン学科修士課程)が国際家具デザインフェア旭川(IFDA)2011にトネリコで作った「ハーフチェア」(Half Chair)を出品し、最高賞「ゴールドリーフ」を受賞した。賞金は300万円。これまで韓国人のデザイナーが審査委員特別賞を受賞したり入選したことはあったが、最高賞は初めて。