韓国証券市場、きょうから取引時間30分延長…取引量1日6800億ウォン増加見込み
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.01 10:01
1日から株式市場の取引時間が30分延長される。これに伴い午前9時から午後3時だった株式売買取引時間は午前9時から午後3時30分に変更される。外国為替市場もこの日から午前9時から午後3時30分まで取引をする。韓国の証券市場の取引時間が変更されるのは2000年5月に正午から午後1時までの昼休み休場制度が廃止されてから16年ぶりだ。投資家が知っておくべき点を問答で整理した。
――取引時間延長をする理由は。
「株式市場を活性化するためだ。韓国取引所は今回の措置が長く1800~2000ポイント台にとどまっているKOSPI市場に活力を与えると期待している。大引け時間帯に取引が多く行われるだけに終了時間が延長されれば取引量が増えると予想している。取引所は1日平均売買代金が2600億ウォン(約237億円)~6800億ウォン増加すると予想する。だが専門家の間では長期的に取引量には大きな変化はなく、個人投資家の短期売買だけあおることになるとの懸念も出ている」