サッカー場7.5個分の世界最大ライン…半導体帝国を築く韓国SKグループ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.26 15:43
こうした大規模な投資を通じてSKハイニックスをDRAM・NAND型・システム半導体など総合半導体企業に育成するというのが崔会長の抱負だ。現在、主要半導体生産企業は設備投資を減らしているが、SKハイニックスは生産基盤をあらかじめ確保する革新投資を通じて市場の変化に速やかに対処する方針だ。これまで弱点とされてきた3次元(3D)NAND型フラッシュメモリーとソリッドステートドライブ(SSD)市場にも注力する。メモリーに重点を置いた事業構造を非メモリーのシステム半導体に広めている。
市場調査会社ガートナーによると、SKハイニックスは昨年の売上高が159億9700万ドル(市場シェア4.7%)で、総合半導体企業5位。財界では崔会長が復帰後に力を注ぎ、近いうちにマイクロンを抜いて4位に浮上すると期待している。