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【時論】文化アイデンティティ生かしてこそ経済も再生する=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.26 14:22
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それでも韓国の私たちは、いまだに植民地時代から生まれた否定的思考と習性から抜け出すことができず、葛藤の泥沼でもがいている姿だ。それならば今私たちに必要なことは何か。その最初に来るものがまさに文化アイデンティティを再確立する問題だ。光復以後、韓国は高度成長の物質的成果に酔って相対的に文化を軽視してきた。暮らしが思うようにいかない中で文化生活というのは贅沢に過ぎなかったのだ。そんな風土の中で私たちの生活はひたすら「仕事、仕事、仕事」になった。私たちは日帝の文化抹殺政策によって損なわれた私たちの文化を復元して発展させることにも無関心だった。伝統は単に昔のことに置き換えられて追いやられ、実生活とかけ離れた遺物のように扱われたりした。伝統文化のき損または消滅に伴う後遺症はアイデンティティの混乱だった。文化アイデンティティは単なる言葉だけのスローガンに終わることになり、その実体までもあいまいに薄れてしまった。

しかし今や経済的に少々成長した私たちにとって必要なものは、何よりも文化アイデンティティだ。国民自らが大韓民国の伝統を誇らしく思ってこそ、経済的競争力も蘇生できる。このために筆者は、韓国の伝統生活文化と地域文化の核心的な要素を結合した21世紀の韓国型の複合文化施設空間の構築を提案する。現在全国には229カ所の文化院が存在する。この文化院を拠点に韓国の伝統と地域別文化産業の発展戦略を実体化させ、実現させていこうということだ。こうした文化拠点を通じて私たちの文化と伝統の真の価値を悟り、そのアイデンティティを回復しなければならない。もちろんこうした大きな計画が一日で成り立つことはできない。先に示範的に1カ所の文化院を選定してその成否をモデルにして徐々に拡大していった方が良い。体系的な案を通じて21世紀型の伝統文化を新たに形成して文化の主体である市民がその中心に立つようにしてみようという話だ。こうした努力は今当面の結実のためのものではなく15年後の未来の大韓民国のためのものだ。1杯のひさごの呼び水が深い地下水をくみ上げるように、奇跡もまた小さな出発から始まるのだ。国の未来を悩んで研究する肯定的な個人たちの力を集め、私たちは「大韓民国の文化の奇跡」を起こさなければならない。

 
趙太権(チョ・テグォン)広州窯会長

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【時論】文化アイデンティティ生かしてこそ経済も再生する=韓国(1)

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