4.8→1%成長率ショック…アベノミクスのエンジン、止まるのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.18 08:33
アベノミクス元年の成績表が出てきた。日本の内閣府は「昨年10-12月期の経済成長率が1%(年率)であった」と17日発表した。予想値の2.8%よりもかなり低い。最も悲観的な予想値(1.1%)にも届かなかった。いわゆる「G(成長)ショック」に近い。安倍晋三首相が2012年12月に首相に就任してから大々的に推進してきたアベノミクス元年の最後の成績表としては落第点に近い。ウォールストリートジャーナル(WSJ)は「残念だというのが一般的な評価」と伝えた。
流れも良くない。1-3月期に4.8%に達したのが7-9月期の1.1%に続き10-12月期の1%とまっさかさまに転落した。年間成長率で換算すれば1.6%で2012年(1.4%)より0.2ポイント成長率が高まったが、後半に行くほど成長エンジンの出力が急激に落ちたということだ。成長の困難に陥ったのは輸出不振だった。ブルームバーグ通信は「昨年、新興市場の消費が減って先進市場の回復もはやくなく、安倍首相の円安攻勢にも輸出が大きく伸びなかった」と報道した。