【時視各角】ビッグブラザー、韓国はなぜ静かなのか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.19 13:16
「なぜ韓国が静かな朝の国と呼ばれるのかわかるようです。プリズムに対し政府も、メディアも、市民団体も大きな関心を見せないでいます」。
米国国家安全保障局(NSA)の韓国担当要員が動向報告書を作成するならこのように始めないだろうか。プリズムが何かと尋ねる人もいるだろう。プリズムは情報監視システムだ。米国政府はこのシステムを通じ、グーグル、マイクロソフト、フェイスブックなどIT企業の中央サーバーで内外国人の情報を収集してきた。3月の1カ月だけで970億件だった。
元中央情報局(CIA)職員がこの事実を暴露すると、米国、欧州連合(EU)、中国で連鎖反応が起きている。“ビッグブラザー”に対する恐怖と不安、そして反発だ。こうした状況でも韓国はおかしなほど静かだ。とても遠い話だからか。