済州「オルレ」、モンゴルにも輸出
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.17 14:17
韓国と日本で歩き旅ブームを引き起こした済州道(チェジュド)の「オルレギル」が中央アジア・モンゴルの大草原に伝わる。
社団法人「チェジュオルレ」は15日、「済州観光公社とウランバートル市観光庁などと協約を結び、モンゴロでオルレコース2つを作っている」と明らかにした。6月18日ごろに開場予定のモンゴロルオルレは事実上、チェジュオルレをモンゴルにそのまま移したように作られる。オルレコースの開発やメンテナンス方法、旅行者センターおよび運営ノウハウなどを全部モンゴル側に伝える。モンゴロオルレが自立型エコツーリズムとして成長できるように運営や管理・収益モデルなどを全部提供するものだ。チェジュオルレの象徴であり、代表的な記念品である「カンセ(小型の馬)人形」とオルレギルの目印「リボン」などもそのまま取り入れる。社団法人「チェジュオルレ」とモンゴル政府は、今年に開設する2つのコースを含めて2019年までに計4つのモンゴルオルレを開場する。
モンゴルオルレは2012年の九州オルレ以来、チェジュオルレが海外に伝えられた2番目の事例だ。現在、日本には九州オルレ19コースが開設され、昨年まで23万人余りが訪れた。