韓国主力戦闘機F-16の整備に廃部品使用
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.12.13 15:11
韓国軍主力戦闘機F-16の夜間透視レーダー構成品を廃部品や類似部品を使って整備するなどの手法で、数十億ウォンの政府予算をだまし取った航空機整備会社の代表が検察に起訴された。この整備会社は軍から優秀整備会社に選ばれ、空軍参謀総長感謝牌(2010年)と防衛事業庁長表彰状(2011年)を受けていた。
水原地検特捜部は12日、虚偽の書類を作成して防衛事業庁などから航空機整備代金約23億ウォン(約1億8000万円)をだまし取った疑い(特定経済犯罪加重処罰法上の詐欺など)で、航空機整備会社A社のK代表(66)と防衛産業品貿易会社B社の代表(60)の2人を拘束、起訴した。また検察は虚偽税金計算書などを発行した電子部品卸売会社C社の代表(57)ら4人を在宅起訴した。