韓国安保室の対外秘報告書には「10月10・18日の北の挑発を予想」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.28 09:03
文在寅(ムン・ジェイン)大統領と与野党4党代表の会合には、国家安保室が作成した「対外秘報告書」までがテーブルに載せられた。3ページ分の報告書には「米国、軍事的オプション検討」という部分があり、「10月10日と18日の前後に北の追加挑発が予想される」という内容があった。しかし米国の場合、対北朝鮮政策基調を「超強硬対応」としながらも「対話の可能性がある」とみている。報告書の結論は「最大限の圧力と対話を併行して平和的な解決を基本的な方向として状況管理をする」というものだった。
文大統領も会合で「米国は軍事オプション・外交オプションをするが、大韓民国としては戦争はできないではないか」と反問したという。続いて「軍事オプションが議題化されること自体でも国民は不安になるため、韓米が協調して徹底的に北に圧力を加えるものの、対話の意志は開いておかなければいけない。米国もそのような部分については容認して同意する」と強調した。