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【コラム】ブラジルで韓国は名品イメージ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.01 09:15
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オリンピック期間、リオを訪問する幸運に恵まれた。ワオ!私は故郷で開かれるリオデジャネイロオリンピック(リオ五輪)で2つの重要なミッションを引き受けた。まず中央日報の「特派員J」のメンバーとして活動してコラム・写真・動画などさまざまなメディアを通じて現地からの生の便りを読者の皆さんに伝える予定だ。もう一つは2018年平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック開催地である江原道(カンウォンド)の広報大使としても活動する。韓国の人々にはリオの便りを、ブラジルの人々には平昌五輪の準備の様子をリアルタイムで伝える役割を担っている。私が最も愛する両国の橋渡し役を引き受けることになり、今から心が踊る。中央日報読者の皆さんの大きな応援をお願いしたい。

リオ五輪に対して心配している方々が多いのはよく知っている。これまで「リオは治安が不安定で五輪開催地にはふさわしくない」という言葉を何回も聞いた。ジカウイルスが怖くて世界的なゴルフ選手が五輪出場を諦めたとのニュースも見た。言いたいことは多いが簡単に一言で整理したい。旅行者のための規則をしっかりと守ってさえいればトラブルは最小限に抑えられる。多くの事故は「してはいけないこと」をそれでもやってみようとする無謀さが原因だ。

私の故郷、美しい港町リオのことをきちんと韓国の人々に伝えられる機会はそう多くなかった。折しも特派員Jメンバーに参加してほしいという中央日報の提案を受けてその場で「OK」を叫んだ。

 
ブラジルの人々にとって韓国は「なりたい国」だ。多くのブラジルの人にとって韓国製品は「名品」というイメージだ。電子製品やK-POPの人気が熱い。ブラジルでは特に「BTS(防弾少年団)」というK-POPグループの人気は想像を絶している。ことし6月、世界各国のBTSファンが参加したソーシャルメディアイベントでブラジルファンが1位に入って話題になった。韓国料理も人気が高い。

代表的なヒット商品はアイスバー「メローナ」だ。いつからかブラジルで「国民的おやつ」として定着した。集落ごとにメローナを販売するため、他のアイスクリームとは違って専用冷凍庫が別途置いてあるほど人気が高い。韓国では価格が1000ウォン(約92円)前後だがブラジルでは2500ウォン程度と高いほうだ。それでも年間を通じて飛ぶように売れている。

オリンピックの間、リオの訪問を計画している中央日報 読者におすすめしたいホットプレイスはイパネマビーチだ。外国人にはコパカバーナビーチが有名だが、現地の人々はイパネマビーチを第一に挙げる。イパネマの美しい海を見ると他の海が物足りなく感じることもある。

ブラジルに行くならば国民的カクテル「カイピリーニャ」を手に、道を行き来する人々に挨拶してみよう。十中八九、明るく笑って親切に応対してくれるだろう。年中パーティーが絶えないラパストリートでは『江南(カンナム)スタイル』を叫んでビールの杯を手渡してくれる現地青年に出会うかもしれない。ブラジルにはお客さんを丁重にもてなす文化があり、外国人に特に親切だ。

五輪期間、リオの本当の姿をお伝えするために最善を尽くすつもりだ。中央日報が読者の皆様のために準備した食卓の上にスプーンだけをおきたくない。その前に足で取材しておいしいメニューを発掘する「リオのシェフ」になることをお約束したい。

カルロス・ゴリト<リオにて>

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    2016.08.01 09:15
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    ブラジルの若者たちが、現地の人気おやつとして定着した韓国のメローナアイスバーを食べている。(写真=中央フォト)
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