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【時論】サンダース現象は現実への不満と挫折の表現=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.07 14:36
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スティグリッツが本で提示した関連統計値は、まさに大多数の米国民が肌で感じている現実だ。このような現実に対する不満と挫折がサンダース現象の元肥であり、もう一方では共和党選挙戦でドナルド・トランプ旋風の根源ともいえる。

しかしトランプ旋風とサンダース現象の相違点は、このような経済的・社会的問題の原因についての処方と対策にある。だが合理的な第三者にはトランプの政策代案は大衆迎合的な扇動にみえる。一方サンダースが提示する改革が問題の核心をついていることをライバルのヒラリーでさえ否定しない。ヒラリーがサンダースを攻撃するポイントは、サンダースの約束が果たして既得権の限界を超えて現実化されるかにあるにすぎない。

 
サンダースとスティグリッツは米国の上位1%が政治と政策に過度な影響力を行使することによって、自分たちが社会に寄与した代価よりもはるかに大きな地代(rent)を追求するために経済的不平等が深刻化していることを指摘する。上位1%が米国政治と政策に及ぼす影響力は2000年代以降、米国裁判所の一連の判決で一層露骨になっている。代表的な例がまさにスーパーパック(Super PAC)だ。すなわちスーパーパックという委員会を通じて特定の企業や個人は事実上無制限に選挙資金を使用でき、これを通じて窮極的には政治と政策に過度な影響力を行使することができるのだ。

サンダース現象が米国大統領選挙の過程で一時的なイベントで終わらず、20世紀初めの進歩的運動やニューディール政策のような社会的運動として再び具体的な政策に発展するのかどうかは見守ることだ。しかし少なくともサンダース現象が、米国民に問題の本質を見せ、ライバルであるヒラリーさえもサンダース現象で表出された国民の要求により積極的に応じさせている。

新自由主義によって社会の両極化と経済的不平等の深刻化は全地球的な現象だ。私たちの立場としてはサンダース現象が米国をこえて韓国内にも反響を起こす理由が何なのか、じっくり考えてみることだ。経済力集中と経済的不平等の深刻化と政治的民主主義の危機を、私たちも直感しているのではないだろうか。それにもかかわらず既成政界が韓国社会の根本的な問題にしっかりとした答えを提示できずに生まれた渇望がサンダース現象への憧憬として表出しているのではないだろうか。

パク・サンイン ソウル大行政大学院教授・市場と政府研究センター所長

◆外部者執筆のコラムは中央日報の編集方針と異なる場合があります。


【時論】サンダース現象は現実への不満と挫折の表現=韓国(1)

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