「中国の漢族は漢、唐以後、満州地域を一度も完全に支配したことがない。
高句麗(コグリョ)と渤海(パルヘ)を継いで満州一帯に建国された女真族の金と満州族の清を広い意味で韓国史の一部に編入し、中国の悪意的な歴史歪曲に積極的に対処しなければならない」--。
韓国の古代史を集中的に研究してきた高句麗研究会(ソ・ギルス理事長)所属学者たちが14日、国会憲政メモリアルホールで行われた学術セミナーで攻撃的な主張を申し立てた。国内の史学界で金、清を韓国史に編入しなければならないという主張をするのは今回が初めてだ。これは東北工程を通じて古朝鮮、扶余(プヨ)、高句麗、渤海など韓民族の古代史を根こそぎ中国の地方政権歴史に編入しようとする悪意的な試みに正面から対応するための努力と見られる。