【取材日記】北朝鮮外相がベトナムから学ぶべきこと
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.07 13:44
北朝鮮が活発に親善関係を維持するいくつかの国の中でベトナムがある。李容浩(イ・ヨンホ)外相が先月29日から3泊4日間の日程でベトナムを訪れた。北朝鮮にとってベトナムは、いわゆる米帝と戦って赤化統一を完成した国であるため、「ロールモデル」に値する。6日付労働新聞は「自力更正、自給自足はわが党の一貫した闘争戦略」と主張したが、ベトナムこそそのような側面で前例を見ない「自力更正」の国だ。
ところで、ベトナムは米国とずっと敵対して現在を作ったわけではない。「ドイモイ」という改革・開放政策で米国を友邦にして改革に成功したというのがより正確だ。2年前、バラク・オバマ大統領がベトナムを公式訪問した時、ハノイの食堂でブンチャーを食べる場面が全世界に伝えられたが、これがベトナムの改革・開放を刻印させる完結版だった。