韓経:70年続いた「ひとつのロッテ」に亀裂…韓日ロッテ「それぞれの道」に進む可能性も
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.22 10:00
ロッテを創業した辛格浩(シン・ギョクホ、重光武雄)総括会長は韓国と日本を行き来しながら経営懸案を取りまとめた。専門経営者の手に任せなかった。主要意志決定を直接しなければ気が済まなかった。「シャトル経営をする」という言葉もそこから出てきた。父子の経営スタイルに差はあるが辛東彬(シン・ドンビン、重光昭夫)会長体制でも韓国と日本のロッテが「ひとつのロッテ」として動いたのは同じだった。辛会長の拘束は1948年のロッテ創立から70年間続いた「ひとつのロッテ」にひびが入った事件となった。韓国ロッテの辛会長支配体制は揺らがないだろうが日本ロッテは日本人株主によって動けるようになったという話だ。
◇辛会長はなぜ辞任したのか