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【時論】サンダース現象は現実への不満と挫折の表現=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.07 14:36
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米国12州の民主党大統領選指名候補の予備選が同時に実施された「スーパーチューズデー(Super Tuesday)」で、ヒラリー・クリントン前国務長官が8州で勝利した。ライバルのバーニー・サンダース上院議員は4州でのみ勝った。サンダースにとっては1ポイント差で惜敗したマサチューセッツ州が遺憾として残っているようだ。

しかしスーパーチューズデーの敗北にもかかわらず、サンダースが民主党大統領指名候補争いを早期にあきらめることはないと米国の主要メディアは展望している。大統領指名候補の予備選を通じてサンダースは平素からの所信である米国経済・政治体制の改革についてのメッセージを最も効果的に国民に伝えられるからかもしれない。

 
すでによく知られているように、サンダースが民主党大統領指名候補争いの予備選に参入すると宣言した時、彼に注目したメディアはほとんどいなかった。組織もお金もなく知名度も低かった。さらに民主党ではない無所属の上院議員として「社会主義者」との烙印を押されていたサンダースが早くから大勢論を形成したヒラリーの対抗馬として浮上するだろうとは想像しにくかっただろう。

しかし初めての選挙戦であるアイオワ党員大会(Caucus)で事実上ヒラリーと引分けを、そして続くニューハンプシャーのプライマリー(Primary、予備選)では22ポイント差で大勝をおさめながらサンダースが米国民だけでなく全世界の人々の関心を引くことになった。たとえサンダースが民主党の大統領指名候補に選出されることができなくても、サンダースに傾くこのような関心は十分に「サンダース現象」と呼ぶに値する。

センダースの公式選挙運動ウェブサイト(go.berniesanders.com)は「週40時間働く人が貧しい生活をしてはいけない」という文面から始まる。さらに画面の下段に選挙資金の寄付金は自身のお金であるべきで、第三者や機関に代わって寄付をしてはいけないという点を明示している。サンダースのメッセージが経済的不平等と金権政治の解消に焦点を合わせていることがひと目で分かるようになっている。

ノーベル経済学賞受賞者のジョセフ・スティグリッツ教授は、2012年に出版された『The Price of Inequality(邦題:世界の99%を貧困にする経済)』という本で、1980年以降に発生している米国の不平等問題を次のように要約している。「金持ちはさらに裕福になり、金持ちの中の最も金持ちは一層裕福になり、貧者はさらに貧しくなり、そしてさらに多くなり、中産層は崩れている。中産層の所得は停滞するか下落し、中産層と(上位1%の)本当の金持ちとの所得格差は広がっている」。スティグリッツは、このような状況が続けば社会的分裂が深刻化して米国の未来は絶望的だと指摘した。


【時論】サンダー境現象は現実への不満と挫折の表現=韓国(2)

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