円安の風に乗った日本の自動車業界、自国内生産増やす
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.04 15:34
トヨタが北米輸出用カムリを日本でも生産することにするなど、日本の自動車メーカーが相次いで自国内での増産計画を出している。円安が進む中で日本の自動車の価格競争力が高まったためだ。
日本経済新聞は、トヨタが2017年から米国など北米で販売するカムリのニューモデルのうち10万台を愛知県豊田市の工場で生産することにしたと3日報道した。日本でカムリが生産されるのは6年ぶりだ。トヨタは2011年からカムリの全車両を海外工場で作っている。北米供給は米国ケンタッキー工場などで担当している。
今秋からはトヨタの高級車ブランドであるレクサスRXも九州の宮田工場で生産する。これまで北米地域の物量はカナダで生産していたが、宮田工場でも1万台を供給する計画だ。ハイブリッド車の新型プリウスは生産量の増加分を日本の工場が引き受けることにした。