米朝が交渉控えて駆け引き?…米国務長官「最も強い制裁」vs北外相「妄言」
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2019.08.24 13:31
韓日の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)終了で韓米関係が揺れる中、米朝が衝突した。北朝鮮の李容浩(イ・ヨンホ)外相は23日、朝鮮中央通信を通じて発表した談話で、「米国が対決的な姿勢を捨てず制裁などで我々に対抗しようと考えているのなら誤算」とし「我々は対話にも対決にもすべて準備ができている」と警告した。ポンペオ米国務長官が21日(現地時間)、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長に言及し「彼が非核化を履行しない場合、我々は史上最も強力な制裁を維持する」と主張したことに反発しながらだ。
李外相は談話でポンペオ長官のインタビューに言及した後、「妄言を吐いた」とし「ポンペオはやはり変わらない。米国外交の毒草」と批判した。続いて「こういう発言をすること自体が厚かましく、そのような者とは向き合って座ってもいかなる問題も解決できず、失望ばかりするだけ」と主張した。また「物事がうまく進みそうでも、ポンペオが割り込んでくればこじれて結果が台なしになる…彼は朝米交渉の前途に暗い影ばかりを落とす邪魔者」と激しく非難した。
李外相は「我々は米国側が理解できるほど説明もし、最大の忍耐心も見せ、時間も与えた」とし「しかし米国が制裁ですべてのことができるというはかない夢を見ているのなら、一人で思う存分夢見るよう放っておくか、その夢をつぶしてしまうしかない」と主張した。