【社説】表現の自由が尊重されなければならない理由=韓国(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.04.24 13:17
いったい表現の自由とは何か。標準国語大辞典は「自身の考え、意見、主張などを何の抑圧なく外部に表わすことができる自由。メディア・出版・通信などの自由がこれに該当する」と定義している。大韓民国憲法第18条・第21条が表現の自由を保障する。
表現の自由には国内を超え国際的な次元がある。表現の自由は国際的な約束だ。世界人権宣言(1948)第19条に「すべての人は意見と表現の自由を享受する権利を持つ。この権利は干渉を受けずに自身の意見を持つ自由を含み、またすべての手段を通じ、国境を越えるか越えないかに関係なく、情報と思想を追求し受け取り伝える自由を含む」とされている。「市民的および政治的権利に関する国際規約」(1966)の第19条には「すべての人は干渉を受けずに意見を持つ権利を持つ(第1項)。すべての人は表現の自由に対する権利を持つ(第2項)とされている。