１ドル＝１１７０ウォン…３年１カ月ぶりのウォン安ドル高

ⓒ 中央日報日本語版2015.07.31 16:35

米国が利下げに動く可能性が高まったことを受け、ウォン相場が３年１カ月ぶりに１ドル＝１１７０ウォン台に乗った。

３１日、ソウル外国為替市場は前日比１．６ウォンのウォン安ドル高となる１ドル＝１１７０ウォンで締め切った。ウォン相場が終値基準で１１７０ウォン台を記録したのは２０１２年６月１２日（１１７０．５ウォン）以降３年１カ月ぶり。

前日、米国連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）の公開市場委員会（ＦＯＭＣ）の発表した声明が利上げ時期の接近を意味するものと解釈されたことで、ソウル外国為替市場をはじめとするグローバル市場でドル高の動きが強まった。

また、米国における４－６月期の国内総生産（ＧＤＰ）成長率が２．３％で悪くないとの認識が広がったことも、ドル高を刺激した要因とみられる。