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【時論】手が届きそうな非核化と平和…錯視警戒が必要(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.04.26 13:50
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論拠がそんなに重要なのかと反問するかもしれない。しかし我々が使う「韓半島非核化」と北朝鮮の非核化はかなり違う。我々の立場でこの言葉は北朝鮮の非核化を意味する。一方、北朝鮮は在韓米軍の核が完全に撤収されたという保証がないとみる。在韓米軍が韓国に駐留する限り米国本土の核がいつでも使用される可能性があるとして「核軍縮会談」を主張してきた。平壌はモラトリアムを宣言しながらも自らの核能力が完成したという点を強調しただけであり「非核化」という表現を使ったことがない。

これは結局、今後の南北対話や米朝交渉で北朝鮮が自らの要求を掲げる基本土台が「核保有国」の地位認定と「核軍縮会談」であるという点を暗示する。「核軍縮会談」と「北朝鮮非核化」のどこがそんなに違うかのか強弁するかもしれない。この2つは韓米が支払うべき代価と補償の面で大きな違いがある。たとえワシントンが暫定的な問題解決ラインで妥協を望むとしても、我々には北朝鮮の善意に頼る不安な平和が強要される。

 
ミサイル脅威の解消も課題として残る。北朝鮮がICBMだけでなく中長距離ミサイルの「発射実験」中止を遵守するとしても、これは2017年11月29日に発射した「火星15」と7月28日に発射した「火星14」に限られる。平壌が自ら「中長距離戦略弾道ロケット」と述べた「火星12」はすでに昨年、実戦配備されたと宣言した。「火星12」に適用された技術と2つの類型のICBM技術は基本的に似ている。このジレンマはどう解決するのだろうか。

これらすべてが今後解決していかなければならない課題だ。対話と交渉において相手が善意だけで行動すると早合点するのは我々の交渉力を阻害する。政府の最も大きな美徳であり義務は相手のカードを適切な値または最も安い値で買うことだ。

そのためにはもどかしいほど慎重でなければいけない。抜苗助長という言葉がある。昔、中国のある農夫が早く育ってほしいという考えで手で苗を引っ張ったが、結局は枯れさせたという故事だ。この時期に考えてみる故事だ。

我々はひょっとして平和に対する期待と念願が行き過ぎて一種の錯視現象が生じたのではないだろうか。錯視と焦りを自制してこそ平壌を真の非核化に導くことができる。そうしてこそ韓半島の恒久的平和を実現できる。

チャ・ドゥヒョン/峨山政策研究院/客員研究委員

◆外部者執筆のコラムは中央日報の編集方針と異なる場合があります。


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