米軍戦闘機燃料タンクにヘリコプターの窓まで…耐えに耐える安倍氏
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.22 09:44
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20日午前8時40分。本州の最北端に位置する青森県三沢基地を1分前に離陸したF-16戦闘機のエンジン付近で火災が発生した。米軍操縦士は管制所に連絡を取った後、主翼の下にある燃料タンク2基を小川原湖に投棄した。緊急着陸をする前に機体の重量を減らすための措置だった。戦闘機は8時42分、基地に緊急着陸した。長さ4.5メートル、直径1メートル、重さ215キロ(燃料を入れない場合)の燃料タンク2基が空から突然降ってきた。タンクが落ちた湖では、当時10隻ほどのアサリ漁船が操業中だった。落下地点からわずか200メートル離れたところにも船があった。ある漁民は「空から何かが落ちてきて15メートル以上の水柱があがった。私の妻はそこからもっと近い漁船でアサリを選別中だったが、直撃していたら死んでいた」と動揺を隠しきれない。安倍晋三首相は「米軍に徹底した安全管理と原因糾明、再発防止を強く要求する」と述べた。