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韓国、西海延坪島海上に中国漁船が姿を消した理由は?

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.07 17:00
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ワタリガニの季節になると延坪島(ヨンピョンド)沖には数十隻ずつ集まり「違法操業」を行っていた中国漁船が姿を消した。かつてこの時期になると200~300隻が押し寄せてきていたこととは対照的だ。

これは尖鋭だった韓中関係の緩和と西海5島の特別警備団発足など様々な要因が働いたという分析だ。

 
7日、中部海洋警備安全本部によれば、先月15日からこの日まで西海(ソヘ、黄海)北方境界線(NLL)近隣の延坪島沖で海軍レーダーに捉えられた中国漁船はたった1隻もなかった。15日以前には一日平均3~4隻程度に過ぎなかった船すら消えたわけだ。

このような現象は4月から続いた。春漁期が始まった4月初め、延坪島沖に一日最大163隻の中国漁船が留まっていた。だが、同月5日136隻、7日58隻、9日16隻、10日1隻へと急減った。特に、4月11日には今年に入って初めて延坪漁場に中国漁船が1隻も現れなかった。

また、大青島(テチョンド)と白リョン島(ペクリョンド)など残りの西海5島周辺の北方限界線海上には中国漁船20~30隻が現れているが、北方限界線は越えずに操業をしているだけだ。

中国漁船の違法操業が消え、4~5月の2カ月間延坪島のワタリガニ漁獲量が昨年同期の47トンから2倍以上増えた97トンが捕えられた。

このように中国漁船が突然、韓国の海域から姿を消したのは複合的な要因があると分析されている。

4月、違法操業外国漁船の取り締まりを担当する「西海5島特別警備団」が発足し、違法操業が減り始めた。実際、西海5島特別警備団は違法操業の取り締まりのために6人乗りの高速防弾艇1隻を延坪島に常駐させている。また、500トン級の艦艇3隻が延坪島近隣の北方限界線からなるべく近いところで待機するなど、計9隻の艦艇が常時待機している。

これに人工漁礁も一役買っている。政府と仁川市(インチョンシ)は昨年100億ウォン(約9億7300万円)を投じて延坪島など西海5島地域に約650の人工漁礁を投入した。人工漁礁は中国漁船が網を下ろしたまま水中の漁獲物を洗いざらいもっていくのを防ぐために設置したものだ。人工漁礁に引っかかると網が裂けたり、ややもすると船が転覆したりする可能性もある。

また、最近、韓中関係の緩和も影響を及ぼしているという分析だ。高高度ミサイル防衛(THAAD)体系によって冷え込んでいた雰囲気が文在寅(ムン・ジェイン)政府が発足してから大きく緩和されたためだ。中国政府が違法操業による偶発的衝突で和解の雰囲気に冷水を浴びせる可能性があると判断し、操業を防いだのではないかという分析だ。

世宗(セジョン)大学中国通商学部のイ・ムンギ教授は「中国がTHAAD問題に関して出口戦略を立て、対立解消と正常化のためにとても積極的な行動を見せているのは事実」とし「(中国漁船の違法操業に対して)韓国国民の世論が良くない中で、彼らによる摩擦を防ごうとする中国政府の意図が垣間見られる」と話した。

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    2017.06.07 17:00
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    4月12日、仁川市甕津郡延坪島の望郷展望台から眺めた近隣海上。中国漁船が1隻も見当たらない。(写真=延坪住民提供)
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