ドゥテルテ大統領、中国に「領土侵犯時は血の対決」

ドゥテルテ大統領、中国に「領土侵犯時は血の対決」

2016年08月26日15時13分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領が中国との南シナ海領有権紛争に関して「流血事態」も辞さないという強硬な立場を表明した。

  現地メディアのインクァイオロは、ドゥテルテ大統領が24日フィリピン北部のリサール州にある陸軍第2歩兵師団を訪問した際に「私たちの領土を侵してくるならば血の対決になる」と語ったと25日報道した。彼は「簡単に彼らに領土は渡さない。私を含めた軍人が骨を埋める覚悟でいる」として領土紛争に備えた防衛体制を整えなければならないと要請した。

  先月オランダのハーグの常設仲裁裁判所(PCA)が中国の南シナ海領有権の主張には法的根拠がないと判決したことについても言及した。「(判決内容が)好むと好まざるとにかかわらず仲裁判決はフィリピンだけでなく東南アジアすべての国家が要求していること」としながらタイ・ベトナム・インドネシア・マレーシアなど近隣諸国を取り上げた。中国が単独で国際世論からはずれた手のつけられない状態の主張をしているということを示唆する発言だ。

  ただしドゥテルテ大統領は、対決は最後の手段であることを強調した。「争いたくはなく平和のためにさらに努力する」と話した。

  23日にも彼は中国との対話の意志を明らかにしたことがある。

  マニラの大統領官邸(マラカニアン宮殿)で行った記者会見で「中国の官僚らを怒らせるよりは外交的対話を継続する方が良い」として「年内に中国・フィリピン2カ国会談が開催されることを希望する」と話した。来月ラオスで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議でも中国を相手に勝利した南シナ海領有権の仲裁について「誰かが取り上げるなら討論するだろうがフィリピンが言及することはない」と明らかにした。

  このようにドゥテルテ大統領が融和的な態度と強硬立場の間を一進一退するのは中国との談判で優位を占めようとする戦略と分析されている。不当な主張をする中国とは違い、紛争解決のために努力しているということを国際社会に示しながら、同時に軍事力で上回っている中国に軽く見られないようにしているのだ。
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