【噴水台】韓国に学ぶ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.03.05 15:24
「朝鮮民族は自力で近代化できない」。日本の啓蒙思想家・福沢諭吉の妄言だ。 福沢は日本貨幣1万円札の主人公であり、慶応義塾の設立者だ。 金玉均(キム・オッキュン)・朴泳孝(パク・ヨンヒョ)・兪吉濬(ユ・キルジュン)ら開化派の精神的・物質的な後援者でもあった。 1884年に甲申政変が失敗すると、「脱亜論」を主張して征韓論の論理を提供する。
「10人に9人は白い服を着て、男は帽子をかぶっている」。1901年、米国人バートン・ホームズの目に映った韓国の姿だ。 ホームズは日本の侵略を「まげと煙管を切った」と例えた。 西欧に映った「白衣民族」は、白い服を着て、まげをして、笠をかぶり、煙管をくわえた単調と遅鈍だった。 解放と韓国戦争(1950-53)の渦中、ロンドンタイムズは「韓国の民主主義はごみ箱でバラが咲くことを望むようなものだ」と表現した。