GM本社、韓国GM工場すべてを「高コスト」分類
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.22 09:17
米ゼネラルモーターズ(GM)が閉鎖を決定した群山(クンサン)工場のほか、富平(プピョン)1・2工場、昌原(チャンウォン)など韓国GM傘下の自動車工場4カ所すべてを「高コスト事業場(red factory)」に分類していることが分かった。GMは「こうした高コスト事業場を維持するためには格別の支援が必要だ」という論理で韓国政府に圧力を加えると予想される。
GMが世界26カ所の事業場のコスト競争力を分析した資料(GMIO CPV)によると、GMは自動車組み立て工場を3つの群に分類して管理している。GMは1台あたりの年平均製造コストが1万ドル(約1070万ウォン)を超過する工場を高コスト事業場に分類するが、韓国の工場4カ所がすべてこれに該当した。