中国軍部が南中国海めぐりインドなどで外交活動を展開
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.09.05 11:56
中国の権力の水面下の勢力である人民解放軍が外交の前面に出てきた。梁光烈国防部長をはじめとする最高位級軍指揮官100人余りが周辺国を訪問し軍事外交を展開している。以前にはなかったことだ。最近の尖閣諸島(中国名・釣魚島)と南中国海での日本や東南アジア諸国との領土紛争を契機に中国の対外政策の主導権を握ろうとしているものとみられる。
梁国防部長は軍高位将校23人で構成された軍事代表団を率いて2日からインドを訪問中だ。中国国防部長としては8年ぶりの訪問だ。梁部長はインドのアントニオ国防長官と4日に会談し、両国国境の平和維持、軍の信頼構築のための具体的措置、陸海空軍間の協力増進などに合意した。来年には中国で合同軍事訓練も実施することにした。