リコール対象ではない車まで…BMWで36台目の車両火災発生=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.10 06:46
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9日午前7時50分ごろ、慶尚南道泗川市の南海高速道路を走行して簡易パーキングエリアに停車していたBMW 730Ld車両から出火して全焼した。この車両は2011年式で、リコール対象製造日(2012年7月~2015年1月28日)に含まれていなかったことが分かった。(写真=慶南警察庁)
BMW車両の火災にブレーキがかからない。韓国政府とメーカーが事態の拡散を食い止めるためにさまざまな対策を打ち出している渦中にまた火災が発生した。今年だけで36台のBMW車両が燃えたことになる。
9日午前に火事が起こった車両はBMWの準中型セダン320dと大型セダン730Ldだ。両車両共にボンネットから出火して車体をすべて焼き尽くした。
特に、この日火災が起こった2011年式730Ldは、リコール(recall、欠陥補償)の対象ではなかった。国土交通部に提出された報告書によると、BMWは2012年7月から2015年1月に製造した1010台の730Ldにのみ火災発生の可能性があると判断した。BMW独自の火災調査結果が基本的に見当違いだった可能性が高くなったといえる。